MF文庫J編集部ブログ

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『機巧少女は傷つかない』シークレットプロジェクト進行中!8

ブログメイン担当のssです。
現在シークレットプロジェクトが進行中の、海冬レイジ先生×るろお先生による、MF文庫J11月25日発売新シリーズ『機巧少女(マシンドール)は傷つかない1 Facing "Cannibal Candy"』
こちら、MF文庫J公式サイトでは立ち読みも公開しております!
今回はためしに、ブログ用にキャラアイコンを使った立ち読みを作ってみました。
小説とはまた印象が違ってしまいますが、まあ試しにやってみた、という感じで……。

思った以上に長くなってしまったのでRead More内に入れております。
ご関心のある方はぜひ! そして文庫も読んでね!


機巧少女は傷つかない 1―Facing“Cannibal Candy” (MF文庫 J ) (MF文庫 J か 8-1)機巧少女は傷つかない 1―Facing“Cannibal Candy” (MF文庫 J ) (MF文庫 J か 8-1)
(2009/11/21)
海冬レイジ

商品詳細を見る


Count down to "Machine-Doll Project"――3




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夜々アイコン
「夜々かわいいよ夜々。夜々かわいいよ。世界一かわいいよ」

 少女はそっと両手を合わせ、祈るように言葉をつむぐ。
 やわらかな午後の日差しの中、蒸気の鼓動を響かせて、レールの上をひた走る列車――ロンドン発リヴァプール行。その二等客車に、風変わりなふたり連れがいた。
 東洋人と思しき、少年と少女。
 風変わりなのは容貌だけではない。行動も不可解で、少女は向かいの座席に身を乗り出し、少年に覆いかぶさるようにして、おかしな言葉をささやいていた。

夜々アイコン
「夜々かわいいよ夜々あいしてる夜々みりょくてき夜々は俺の嫁――」

 そのささやきが不意に途切れる。
 少年が半眼になって、刺すような視線を向けていた。

夜々アイコン
「……起きていたのですか、雷真」

雷真アイコン
「ひとの耳元で何をやってる」

夜々アイコン
「雷真が夜々のことを好きになるように、おまじないをしていました」

雷真アイコン
「そんな可愛いもんじゃなかったよな? 精神を汚染しようとしてたよな?」

 という指摘は完全にスルーして、少女は澄まし顔で車窓を示した。

夜々アイコン
「見てください雷真。もう〈機巧都市〉の中ですよ」

雷真アイコン
「やれやれ、やっとご到着か。倫敦から半日――さすがに尻が痛いな」

夜々アイコン
「『西欧一の学校』は、もうすぐそこです」

 にこにこと嬉しそうに、少女は少年にくっついた。

夜々アイコン
「その学校は全寮制なんですよね?」

雷真アイコン
「そうだ」

夜々アイコン
「ひと晩中、ふたりっきりで過ごすんですよね?」

雷真アイコン
「そうだが……」

夜々アイコン
「眠れぬ夜が続きそうですね」

雷真アイコン
「いや俺は眠るからな? 妙な真似したら追い出すからな?」

夜々アイコン
「…………っ!?」

雷真アイコン
「何だその裏切られたような顔は。言っておくが、物見遊山じゃないんだぞ」

 少女の顔が曇り、黒い瞳が切なげに揺れた。
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※続きはこちらでも読めます!
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